待ち行列理論計算機
客の到着率とサービス率から、待ち時間や混雑状況を予測します。
利用率 (ρ)
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平均待ち時間 (Wq)
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平均滞在時間 (W)
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平均待ち人数 (Lq)
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平均系内人数 (L)
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待ち確率 (Pw)
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※ Wq: 行列で待つ時間 / W: 行列+サービスの時間
待ち行列理論 (Queueing Theory) とは
顧客がサービスを受けるために並ぶ「待ち行列」を確率論的にモデル化し、混雑の度合いを分析する理論です。銀行の窓口、スーパーのレジ、電話のコールセンター、コンピュータネットワークのパケット処理など、様々な分野で応用されています。
ケンドールの記号 (Kendall's Notation)
システムの特性を「A/B/c」という形式で表します。
- A: 到着の分布 (M: Markovian/Poisson ランダム到着)
- B: サービスの分布 (M: Markovian/Exponential ランダム処理)
- c: 窓口の数
主な指標
- 到着率 (λ): 単位時間あたりに到着する平均客数。
- サービス率 (μ): 窓口1つが単位時間あたりに処理できる平均客数。(平均サービス時間の逆数)
- 利用率 (ρ): システムの稼働率。ρ = λ / (c * μ)。これが1を超えると行列は無限に伸びます。
- リトルの法則 (Little's Law): L = λW (系内の平均人数 = 到着率 × 平均滞在時間)。安定状態で成り立ちます。
ビジネスへの応用
例えば、コールセンターで「待ち時間を3分以内にしたい」という目標がある場合、現在のコール数(λ)とオペレーターの処理能力(μ)から、必要なオペレーター数(c)を算出することができます。